55歳でゴルフ中に急死
服部一郎・セイコーエプソン社長(当時55)は1987年5月、ゴルフのプレー中に心筋梗塞(こうそく)で倒れて死亡した。遺産総額(課税対象額)が約307億円にのぼった。
東京・南麻布の邸宅と自社株が遺産
東京・南麻布の邸宅と自社株が遺産のほとんどだった。夫人と長女が相続した。
東京・麻布税務署の公示
東京・麻布税務署の公示によると、服部氏の遺産は306億9788万5000円。このうち孝子夫人(当時51歳)が153億5044万3000円を、長女の聡子さん(当時23歳)が残額をそれぞれ相続した。
長女の相続税の税率は75%
相続税法の規定(配偶者控除)により、夫人の相続分は無税だだった。長女が納める相続税は最高税率(75%)が適用された。相続税は約115億円にのぼった。関係者らによると、相続した株券など有価証券で物納したょうだ。
株で物納
遺産の主なものは、港区南麻布4丁目の自宅敷地(613平方メートル)と鉄筋2階建て住宅のほかセイコーグループの「セイコーエプソン」「服部セイコー」の自社株など。